2015年3月に放映されたみずほ銀行のCMは、井上真央さんの爽やかな笑顔と、久石譲さんの軽やかな音楽が印象的な清々しい印象です。
このCMの最後に「みずほ ハートフルアクションはじめます」というものが表示されます。
「ハートフル(heartful)」という言葉は和製英語で、「心温まる」というような意味で使われることが多いです。
そして「アクション(action)」は「行動、活動」を意味します。
つまり、ハートフルアクションとは直訳すると「心温まる活動」ということです。
では、実際にどのようなハートフルアクションが行われているのか、見ていってみましょう!
みずほ銀行の店舗を子ども110番の家にする
子ども110番の家とは、1990年代から警察や地方公共団体によって設置が進められているもので、子どもが助けを求めたい時の避難場所として提供されています。
みずほ銀行は、無人の店舗を除いて全ての拠点をこの子ども110番の家にすると約束しています。
最近は子どもを狙った事件も少なくありません。子どもを持つ親の身としては、常にこういった不安がつきまといます。特に女の子や小さな子供を持つ親御さんは更に大きくなります。
でも、避難場所になる施設が地域に充実するというのは、こういった不安を軽減してくれますので嬉しい限りです。
外国人の方への通訳サービス
みずほ銀行では、2014年の9月から「スマイルコール」と呼ばれる外国人の方向けの通訳サービスを行っています。タブレット端末のビデオチャットを利用した翻訳サービスで、実際に通訳者の顔を見ながら通話することが出来るのが特徴です。現在は英語、中国語、韓国語の通訳が可能です。
外国人の方は、言葉の壁で意思疎通がうまくいかないことも多いと思います。特に銀行はお金に関わる事を扱いますので、ちょっとしたニュアンスの違いが、大きな誤解を生むこともあるのではないかと思います。
もし、私が海外で銀行を利用しなければならない時、絶対通訳サービスがある銀行を選びますね。
面倒な伝票作成をタブレットで簡単に
伝票作成は、記入する場所が小さかったり、どこに何を記入すればいいか分からない事も多いので面倒な作業です。
みずほ銀行では、この面倒な伝票作成を簡単に行える様に順次タブレット端末の導入を進めています。画面の案内に沿ってボタンを押していくだけなので、視覚的にもわかりやすく高齢者の方にも好評です。
先日、みずほ銀行を利用する機会がありました。その時に行員さんがタブレットを持ち、丁寧な対応をしていただきましたがこれが本当にわかりやすい。
おかげで手続きもスムーズに終わりました。手続きが早く済んだおかげで、時間の有効活用ができましたよ(スイーツ美味しかったです)。
地域のボランティア活動
みずほ銀行では、行員だけではなく家族も一緒に清掃や植樹などのボランティアを行う「みずほボランティアデー」を実施しています。こういった活動を通じて地域への関わりを深めるだけでなく、行員の方々も家族との共同作業を通じて、家族の絆も深める事もできるかと思います。
そんなステキな行員さん達がたくさんいる銀行は、実際のところはわかりませんが、一利用者としてそんな銀行がもっと増えるといいと思います。
みずほ銀行のハートフルアクションは、子どもから高齢者、外国人や地域の人など、幅広い人に向けて行われていることが分かります。みずほ銀行は、この活動を通じて、お客様を第一に、という考えが伝わり、好印象を持ちました。
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